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何ブロガー?


今だからこそ提案したい「サードブロガー」へのお誘い - ←ズイショ→

 

そうか「サードブロガー」っていうのか。ネットは長らくROM専だった割にその辺りの歴史とかはよく知らないので初めて聞いた。

 

大した数は書いていないけど、自分はかれこれ2年ちょっと過疎地で「ブロガー」をやっているわけだけど、「マネタイズ」だとか「PVが少ない奴はゴミ」みたいな話はピンとこないなぁと思っていて、「ブロガー」という同じ枠でくくられる事に、何か申し訳ないような気がして「名乗るほどのものじゃありゃせんが」というような枕詞を入れないと、何かを書けないような心持ちだった。

 

「狩猟犬」と「盲導犬」と「愛玩犬」をまとめて「犬」とくくって、「犬」は強いとか賢いとか可愛いとか言うような、しっくりこないというか、そういう感じ。「野良犬」はどうしたらいいんでしょうか?と。たぶん「犬」は強いとか賢いとか可愛いとか言ってる時に、「野良犬」なんか想定に入っていない、もしくはあえて除外してあるなんていうのは、空気読めよって話しだとも思うんですけどね。明らかに飼われてる犬の話してんだろうがウスノロめ!

 

それでまぁその「サードブロガー」というものがどういうものかというのはなんとなくわかった。多分自分は「サードブロガー」だとみなされるんじゃないかというのも何となくわかるけど、「自分はサードブロガーです。」とは言えない。

 

サードブロガーは自分のことをサードブロガーとは言わない。

自己言及のパラドクスというやつだろうか。難しい事はよくわからない。

 

自分の事を何ブロガーかと考えてみると、別に大層なもんでもないでしょう。「泡沫ブロガー」とか「うんこブロガー」とか、「匿名チキン野郎」とか、もしくは「オナニー的な行為によってインターネットの大海原に糞みたいな文章を漂流させて悦に浸る変態野郎」でもいいけど。

誰でもない誰かが誰でもない誰かに向かって下らないことを喚いているだけなんだ。ただ自分のために。

だから、そんなもんでいい。

何者かになろうとするから、PVだとか収益だとかコメントだとか誰かに影響を与えた実感だとかいった成果を欲してしまうのであって、何者にもなれないことを受け入れれば、そういった成果を出さなくてはならないというプレッシャーから開放された、グッドオナニーブログライフが待ち受けている。

 

死んだ魚のような目をして電車に乗るサラリーマンになるのではなく、生業としてブログを活用しようとしている人からしたら、そのような変態プレイは到底受け入れられるものではないんだろうというのは想像がつくので、あんな奴らはゴミだクズだと心ゆくまでdisってもらえれば良いんじゃないかなと思う。

自分は、そんな大層なもんじゃないですから。

 

そう思っているのに、この文章をここにアップするのはどういう事なのか、その点を言葉にするのはなかなか難しい。

思っていた以上にはてなは人目に付きにくい事がわかった、というのはあるかもしれない。