inactionのブログ

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廃墟からシティへ

メインで使っていたSNSサービスが突然の死を迎えた(実はまだ生きているかもしれない)

今日日そのようなサービスがある事も不思議な事態ではあったのだけれど、PVが見れないとか、画像が投稿できないとか、不具合も放置されている廃墟のようなSNSだった。
さながら北斗の拳な廃墟に、仙人みたいな人とか、辛うじて生きながらえている人々がいる状態で、やや狼狽えたが、ここなら裸で踊っていても大丈夫そうだと思わせる懐の広さがあった。何せ人がいないのだから。

そんなこんなで廃墟で裸踊りをしたり、う◯こを積み上げたりしていたが、廃墟は廃墟なのでいつ崩壊するかというのは、時間の問題だった。
廃墟でブログを書くという行為にある程度慣れてきたので、廃墟が崩壊したときにこのまま辞めてしまうのも勿体無いなぁと思い、有名なはてな村を目指すことにした。
調べてみると、凄惨な過去についての話が出てくるので、ある程度身なりを整えて、観光客風情で見物に行くことにした。
着いてみると「はてな村」というのはかつての話で、今となっては「はてなシティ」というらしかった。
想像以上の人口を抱え、お店も美術館もビジネススクールも何でも揃うシティだった。
私もスペースを与えられ、しばらく過ごしてみると、行き交う人々は道端に寝っ転がっている人間などには特に興味が無いようであった。
たまに迷い込んでしまう人は、怪訝な表情で立ち去るのみである。
私はそうかと思った。
村であれば目立つであろうが、シティであれば、道端に寝っ転がっていても許されるのだ。
廃墟では全裸でも活動できたが、それは目につかないというだけで、外に出るには身なりも振る舞いもしっかりしていないといけないと思っていた。
特に村であれば人の出入りに関して目立つと思っていたが、杞憂だったようだ。
シティではひとまず服を着ていれば、その辺で寝ていても捨て置かれる
のだ。
廃墟の住人からシティのルンペンへ、服は着ないといけないが、それなりに居心地は良さそうでもある。