inactionのブログ

写真とか日記とか

今日の一枚

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ミーアキャットは割と止まっていてくれるので、撮るのが楽なはずなのだけど、室内で光量が少ないので、シャッタースピードを遅くして対応したら、ブレてしまったようだ。ピントももうちょい奥の方が良かったか。

彼がいる場所は部屋の中央で、周囲をぐるりと一周できるようになっていて、広角で撮ると他のお客さんも写ってしまうので、出来るだけ離れた位置からズームで撮影。
当然のように家族には置いていかれたのだけど、そのくらいお父さんも楽しんでいた方が、子供にとってもみんなで動物園行って楽しかったネー、という思い出になるんじゃないかとかいう、自分にとって都合のいい屁理屈を並べ立ててみる。
でもほら、本気で楽しんでるかどうかとかって、振る舞いの端々で何となくわかりそうなもんじゃないですか。
だから帰るときに「楽しかったな、また来ような!」って心から言えるような状態に、自分を持っていかないといけないと思う。(というようにあまり気負うとよくないのだろう)
それを悟らせずに上手く振る舞うのが大人なのだろう。自分は大人にはなれなかったようだ。

廃墟からシティへ

メインで使っていたSNSサービスが突然の死を迎えた(実はまだ生きているかもしれない)

今日日そのようなサービスがある事も不思議な事態ではあったのだけれど、PVが見れないとか、画像が投稿できないとか、不具合も放置されている廃墟のようなSNSだった。
さながら北斗の拳な廃墟に、仙人みたいな人とか、辛うじて生きながらえている人々がいる状態で、やや狼狽えたが、ここなら裸で踊っていても大丈夫そうだと思わせる懐の広さがあった。何せ人がいないのだから。

そんなこんなで廃墟で裸踊りをしたり、う◯こを積み上げたりしていたが、廃墟は廃墟なのでいつ崩壊するかというのは、時間の問題だった。
廃墟でブログを書くという行為にある程度慣れてきたので、廃墟が崩壊したときにこのまま辞めてしまうのも勿体無いなぁと思い、有名なはてな村を目指すことにした。
調べてみると、凄惨な過去についての話が出てくるので、ある程度身なりを整えて、観光客風情で見物に行くことにした。
着いてみると「はてな村」というのはかつての話で、今となっては「はてなシティ」というらしかった。
想像以上の人口を抱え、お店も美術館もビジネススクールも何でも揃うシティだった。
私もスペースを与えられ、しばらく過ごしてみると、行き交う人々は道端に寝っ転がっている人間などには特に興味が無いようであった。
たまに迷い込んでしまう人は、怪訝な表情で立ち去るのみである。
私はそうかと思った。
村であれば目立つであろうが、シティであれば、道端に寝っ転がっていても許されるのだ。
廃墟では全裸でも活動できたが、それは目につかないというだけで、外に出るには身なりも振る舞いもしっかりしていないといけないと思っていた。
特に村であれば人の出入りに関して目立つと思っていたが、杞憂だったようだ。
シティではひとまず服を着ていれば、その辺で寝ていても捨て置かれる
のだ。
廃墟の住人からシティのルンペンへ、服は着ないといけないが、それなりに居心地は良さそうでもある。

今日の一枚

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なんかファッション誌か何かの表紙みたいなポーズだ。ちょっとオネエっぽい雰囲気も漂っているけど楽しそうに見える。

動物の写真を撮るのは結構好きで、意思?がありながらカメラを意識しないところが特にいい。そういう意味で言えば人間でも、スポーツ等に集中しているところを撮るのも良いかもしれない。最もその辺に居る人を撮るのも勝手にブログに上げるのも色々マズイのでやらないけど。

あまり好きではないのは「カメラ目線でピース」という写真。
「何処何処に出かけて写真を撮られるシーン」を写真に収めたものであって、「何処何処に出かけて楽しんでいるシーン」を写真に収めたものではないからだろうか?
目的と手段の倒錯というか同化というか、ググっても丁度いい言葉が見つからないけど、そんな感じ。

だから「動物園に来て記念撮影した家族の写真」よりも、「動物を見ている家族の写真」とか「次どこに行こうか?と地図を見ている家族の写真」の方が面白い。
そんな様子を遠くからこっそり望遠で撮ったりするのだけど、その姿はちょっとアブナイのではないかと思い複雑な心境になった。


今日の一枚

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上野動物園へ行ってきたのでしばらくそのネタが続くと思われますが、上の一枚は多分ダメな例として使えるんじゃないかという気がします。
 
フラミンゴって固まって一杯いるんですが、フレーム内での配置のバランスとか、首の伸ばし具合とかにこだわり始めたら、三脚を立てて一日仕事になるんじゃないかなという気がするのですが、子供二人連れてあんまり写真撮るのに時間をかけると、お父さんが迷子になりかねない、というかホッキョクグマの写真撮ってたら本当に迷子になった。
あの辺りは道が曲がりくねっている上に分岐が多いので、「うわぁシロクマだぁ!」とかやってると、さらっと流し見している家族に置いていかれるので注意が必要です。
 
この一枚はその辺りの焦りみたいなのが表れた写真と言えるかもしれません。
 
とはいえちゃんと合わせたつもりのピントもズレてるし、もうちょっと何とかならんかったか。
EVFでマニュアルフォーカスの調整をしてても、解像度の問題かもうちょっと行けるかな?と思うと行き過ぎてしまったり、アシストズームでみると拡大しすぎでどこ見てるかわからなかったりと、なかなか難しい。
 
それでも片手持ちで適当に取れるオートモードの便利さは素晴らしく、家族のスナップ写真を撮るのに重宝する。動物より撮るのが難しいんじゃないだろうか?
被写体に求められる条件が厳しいというのはあるかもしれないけど。
 
「カメラ目線でピース」という写真は全く面白くはないけれども、記録として撮っておく事が大事なので、簡単に撮れるというのは大きい。
スマホでもいいんですけど、使ってるのが壊れかけのiphone4sなので、たまにカメラ起動したら画面真っ暗とかなるし、デジタルズームだとプリントした時に微妙な感じだし、20m位離れた所からこっそり家族の写真を撮るのに重宝しているので、高倍率のコンデジはなかなか良かったですよという事で、私はこれを使っています。
 
 
今貼るために検索したら上位モデルが出るらしいのでこちらも合わせてどうぞ!
 
 
黒かっこいいなぁ。
ちなみにTZ70は30倍ズームと軽さと画素数が割り切ってて何となく素敵というポイントで選びました。
 
しかしTZ85はこの値段なら、センサーサイズが大きい機種にした方が良さそうな気もするのですが、詳しく見てないのでよくわかりません。
TZ70も発売当時はこの位の値段だったっぽいので上位モデルじゃなくて後継機って事なのかもしれない。
 
というグダグダなのに終わらない病。
メシ食お。

何ブロガー?


今だからこそ提案したい「サードブロガー」へのお誘い - ←ズイショ→

 

そうか「サードブロガー」っていうのか。ネットは長らくROM専だった割にその辺りの歴史とかはよく知らないので初めて聞いた。

 

大した数は書いていないけど、自分はかれこれ2年ちょっと過疎地で「ブロガー」をやっているわけだけど、「マネタイズ」だとか「PVが少ない奴はゴミ」みたいな話はピンとこないなぁと思っていて、「ブロガー」という同じ枠でくくられる事に、何か申し訳ないような気がして「名乗るほどのものじゃありゃせんが」というような枕詞を入れないと、何かを書けないような心持ちだった。

 

「狩猟犬」と「盲導犬」と「愛玩犬」をまとめて「犬」とくくって、「犬」は強いとか賢いとか可愛いとか言うような、しっくりこないというか、そういう感じ。「野良犬」はどうしたらいいんでしょうか?と。たぶん「犬」は強いとか賢いとか可愛いとか言ってる時に、「野良犬」なんか想定に入っていない、もしくはあえて除外してあるなんていうのは、空気読めよって話しだとも思うんですけどね。明らかに飼われてる犬の話してんだろうがウスノロめ!

 

それでまぁその「サードブロガー」というものがどういうものかというのはなんとなくわかった。多分自分は「サードブロガー」だとみなされるんじゃないかというのも何となくわかるけど、「自分はサードブロガーです。」とは言えない。

 

サードブロガーは自分のことをサードブロガーとは言わない。

自己言及のパラドクスというやつだろうか。難しい事はよくわからない。

 

自分の事を何ブロガーかと考えてみると、別に大層なもんでもないでしょう。「泡沫ブロガー」とか「うんこブロガー」とか、「匿名チキン野郎」とか、もしくは「オナニー的な行為によってインターネットの大海原に糞みたいな文章を漂流させて悦に浸る変態野郎」でもいいけど。

誰でもない誰かが誰でもない誰かに向かって下らないことを喚いているだけなんだ。ただ自分のために。

だから、そんなもんでいい。

何者かになろうとするから、PVだとか収益だとかコメントだとか誰かに影響を与えた実感だとかいった成果を欲してしまうのであって、何者にもなれないことを受け入れれば、そういった成果を出さなくてはならないというプレッシャーから開放された、グッドオナニーブログライフが待ち受けている。

 

死んだ魚のような目をして電車に乗るサラリーマンになるのではなく、生業としてブログを活用しようとしている人からしたら、そのような変態プレイは到底受け入れられるものではないんだろうというのは想像がつくので、あんな奴らはゴミだクズだと心ゆくまでdisってもらえれば良いんじゃないかなと思う。

自分は、そんな大層なもんじゃないですから。

 

そう思っているのに、この文章をここにアップするのはどういう事なのか、その点を言葉にするのはなかなか難しい。

思っていた以上にはてなは人目に付きにくい事がわかった、というのはあるかもしれない。